TAKAIDO MABO TABLE

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

design : Youki Higa
contract : Matsumoto Industry Co., Ltd.
lighting : ODELIC
photo : Tae Nakayama 
principal use : restaurant
total floor area : 78m2
building site : Takaido
completion date : 2017
cl : Matsumoto Industry Co., Ltd.

麻婆豆腐を軸に、四川料理をベースとした創作レストランの新装計画。オーナーシェフのシンプルで直球的な要望『普段使いできるお店』をモットーに計画は進められた。

立地は高井戸環八通り沿い、井の頭通りと五日市通りが立体交差する、高架下側道のほぼ中間地点に位置するビルの1階。ファサードは黒御影と鏡面 SUS による重厚な組合せで、一見すると『普段使いできるお店』とは相反するが、街路樹や植栽で慎ましく整備された歩道、高架の橋脚や中央分離帯とガードフェンスの普遍的な風景と相まって、この一角の景観と日常は成立していた。歩道は近隣住民の通勤・通学路であって、そこにいつもと同じ道があり、変わらない日常が存在しているように、このビルもまた本来の用途に沿って慎ましく計画されていたことがディテールから伺える。

内から見える日常と、外から見える日常に寄り添う慎ましさ

結果的に『看板』の無いお店となった。外装には一切手を入れず、歩道に面する大きな FIX から見る店内の風景そのものをお店の看板とした。進入路に設置した唯一の看板は、縁石で使用されるコンクリートブロックを積み上げたものである。奥には設備会社のプラントがある。店内へ入ると、天壁床既存利用のテーブル席と、大きなシェフズテーブルのちょうど中央で明確な境界線が現れる。多様な普段使いに対応できるようにゾーニングした質の違う二つの客席が、境界線により明確化され、結果的には内装の意匠となっている。照明器具は  ODELIC が住宅用に開発した『SOSO 素々』シリーズをチョイス、シェフズテーブル上の大梁には厨房用のフードライトをシンボリックに取り付けた。

給排水工事のために打設したシンダ―コンクリートには、シェフと夜な夜な施工した研ぎ出しが隠し味的に表れている。

 

高井戸麻婆TABLE

 

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